担保ローンとは
担保がなければ利用できないローンを知っていますか。
担保とは、融資を受ける際に万が一債務の支払いが困難になった場合などに備えるものです。
融資をする側が、貸したお金を確実に返してもらうために、借りた側に用意させておくものです。
返済が難しくなった時の保険的な意味があって、担保を事前に決めておくというわけです。
大別して、担保ローンには物的担保と人的担保があります。
人的担保は、返済を別な人が肩代わりをすることになります。
不動産を担保にするものが物的担保となり、借りた側がお金が返せない状態になった時は、返済金の変わりに貸した側に担保として入れてあった不動産の所有権が移ります。
例えば、住宅ローンを組む場合は、担保としてこれから作る住宅やその敷地が用いられることもあります。物的担保を立て、住宅ローンを組むというパターンが、住宅ローンでは大半です。
ローンの借入金額が一定金額以上にいかなかった理由が、担保として用意した土地の価値が低く見積もられたためということもあります。
物的担保にしても人的担保にしても、担保を立ててローン融資を受ける場合は、返済の目途をしっかりと立てて行うようにしてください。
融資を受けておきながら返済不能状態に陥ってしまうと、一歩間違うと現在の生活すら失ってしまうこともあります。返済の見通しをきちんと立ててから、担保ローンを組みましょう。
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